遠くの空に。
悪友
あたしはトイレと言って、そのあと席を立った。
龍騎と坂本くんは、悪友なんかじゃなく、本当の友達だった。
それが、嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
―― 帰り道。―――
『ありがとな(笑)そうだ!まだ時間も早いし、2人で呑みにでも行きますか↑』
『うん♪』
あたしと龍騎は、一度家の方へ戻り、そこからバスに乗った。
『大輔が出てくるってな↑』
『良かったよねぇ♪今度は坂本くんと、どこにでも行けるよ↑』