遠くの空に。
第6章 お祝いごと
龍騎Side
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退院してきたかのんと鈴夏のやりとりを見て、俺は笑っていた。
『ったく、行くぞ。』
かのんと鈴夏を車に乗せて走り出した。
『で、今日はどこ行くわけ?』
鈴夏が首を傾げる。
『秘密(笑)』
『ケチ!!』
『お前な↓今日はクリスマスだぞ?』
『あ!そっか(笑)忘れてた。』
『鈴夏ー。そういえば、クリスマスなのに執事さんと一緒にいなくて良いのぉ?』