遠くの空に。
夕方。
仕事が終わり、急いで家まで戻った。
『ただいま!今からかのんに会ってくる!……って、あれ?大輔どこ行ったんだ?』
俺は、疑問に思いつつ、まず鈴夏に電話をかけた。
『もしもし、龍騎?かのんといるんでしょうね?!怒』
『いや……(汗)』
『はぁ?!何してんの?』
『バイトから帰っ……』
『バイトだ?!あんたねー(怒)バイトと、かのん、どっちが大事なの?怒』
完全に…鈴夏がキレていた……。