遠くの空に。
『私も~☆お母さんもでしょう?』
皆が口々に嬉しいと言い、茉莉ちゃんたちまでもが口を揃えた。
『ありがとう☆あと、もう一つ……。』
『もう一つ…って?』
鈴夏が首を傾げた。
『俺……………。』
『龍騎、どうした?』
マスターが心配そうな顔をする。
『かのん!』
『は…はい!!』
『ここ来てくんねぇーかな?』
『良いけど……。』
あたしは席を立ち、隣に並んで龍騎の方を向いた。
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