遠くの空に。
『わかったの?かのん。』
『わかった…。』
『大輔くんと鈴夏ちゃんも良いわね?』
『…はい。』
『かのんちゃんにとって龍騎は凄く大切で、龍騎にとってもかのんちゃんが凄く大切。それは、お母さんたち2人ともわかったわ♪お互いに今は好きなことも、わかった。』
『…なら!』
『きいて!でも、その好きっていうのは、いつまで続く?ただ好きなだけっていうのなら、きっとすぐに飽きたりするんじゃない?』