遠くの空に。
『どこ行くのぉ?』
『そうだな~!マスターんとこに顔出した後……秘密(笑)』
あたしは、マスターに会いに行った後、どこに行くのかもわからないまま、大ちゃんについていった。
『ここ。覚えてる?笑』
『覚えて…る……。』
そこは、大ちゃんが病院を出たバレンタインの日に、龍騎がイルミネーションを見せに連れてきてくれた場所だった。
『クリスマスは、あの時とはまた違ったイルミネーションになるんだな↑』