遠くの空に。
龍騎Side
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俺は、裕子に言われてネックレスを差し出した。
『やっぱり…。』
『どうかした?』
『ううん。やっぱり良いネックレスだな↑って思っただけ(笑)』
『そ…そう。あ!俺、ちょっと出かけてくるわ↑まだうちにいる?』
『うん(笑)』
俺は、裕子を家に残して、少しその辺を歩くことにした。
かのんに逢えないのは、わかってる。
それでも、俺は出来る限り探していたいんだ…。