遠くの空に。
『あぁ↑でも、不安なんだよね…俺の事覚えてるかとか、俺の事嫌いになってないかとか色々さ(笑)』
『大丈夫!あたしが坂本くんなら、龍騎を忘れたりなんかしないし、龍騎を嫌いになったりもしない↑』
かのんが言う言葉には、いつもなぜか安心感があった。
しばらくして、
『もしかして、龍?』
『…大輔?げ…元気だったか?』
俺と大輔は、高校の時ぶりに再会した。
大輔は高校の時より顔色もよくなり、何より元々明るくしていればモテそうだった顔もイケメンになっていた。