失礼最悪な幼馴染み



それが気に食わなかったのか、それとも怒りを買ったかは知らないが、明らかに不機嫌そうな顔になっている。





「別にってなんだよ」



「何だっていいでしょ」




一度チラッと顔を見ると、また整理を続行する。




「可愛くねぇ女」




フンと鼻息をしながら言う。




その一言に、頭の中でプチンと言う、音がした。




さっきの“ちび”にしろ、今の“可愛くねぇ女”にしろムカつく。






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