スノードロップ
「私はぁー服とか
たくさんあるからフリマ
がいいかなぁ~」
スカートを揺らしながら
答える由佳莉
「なるほどねぇー!みんな
それなりにやりたいこと
決まってるんだね!
私は…飲食店とかが
好きかもっ!!」
「いいね!希望作るの
上手だし向いてる!」
おにぎりを口に
頬張りながら知が言う
「そういえばぁ~周も
多分飲食に印つけてた
気がするぅ~!」
「そーなんだ!!
何か意外だねっ」
「尚人もそうだけど
あの二人食べるのだけは
好きだかんねっ!ハハッ」
大きな口を開けて
食べながら話す 知
「そーいう知もね!ハハッ」
私がそう言うと
顔を赤くして
笑っていた
周も同じ選択か―…
今日はまともに
顔を合わせていない
限られた時間しか
ないというのに
私は一体
何を求めてるの?
何の為に今私は
ココにいるのか
もう一度ちゃんと
考え直さなきゃ…
暖かく眩しい日差しも
午後の日暮れとともに
涼しさを増していく
午後3時の
チャイムが鳴り
担任の先生が教室に
入ってくる
「さて、朝配った用紙を
後ろから順に
集めてくれな」
両手を合わせパンパンと
叩きながら先生が言う
私は悩んだ結果
飲食店を選択した
集められた用紙を
一枚一枚確認する
そして投票が多いもの
2つが選ばれた
「フリマと飲食だなっ!!」
その言葉で一気に
クラス中が盛り上がる
フリーマーケットと飲食は
人気があったようだ
続けて先生が言う
「各クラス出し物が2つ
あるのでAチームとBチームに
分かれてやってもらう」
そう言うと何やら
四角い箱を取り出した
AとBが書かれた
小さな紙を箱の中から
引いていき
くじ引きで決めるそうだ
周と同じチームに
なりますように!!
私はそう願いを込め
箱の中に手をいれる
私が引いた紙には
“B”と書いてあった
周はどっちなんだろう…
自分から聞けずにいると
尚人の大きな声が
響いた
「おっ!周オレと一緒!!
Bじゃん!!」
!!!
やっやったぁーー!
そして知と由佳莉も
運良く同じチームになれ
私達5人はBチーム
担当は飲食に決まった
たくさんあるからフリマ
がいいかなぁ~」
スカートを揺らしながら
答える由佳莉
「なるほどねぇー!みんな
それなりにやりたいこと
決まってるんだね!
私は…飲食店とかが
好きかもっ!!」
「いいね!希望作るの
上手だし向いてる!」
おにぎりを口に
頬張りながら知が言う
「そういえばぁ~周も
多分飲食に印つけてた
気がするぅ~!」
「そーなんだ!!
何か意外だねっ」
「尚人もそうだけど
あの二人食べるのだけは
好きだかんねっ!ハハッ」
大きな口を開けて
食べながら話す 知
「そーいう知もね!ハハッ」
私がそう言うと
顔を赤くして
笑っていた
周も同じ選択か―…
今日はまともに
顔を合わせていない
限られた時間しか
ないというのに
私は一体
何を求めてるの?
何の為に今私は
ココにいるのか
もう一度ちゃんと
考え直さなきゃ…
暖かく眩しい日差しも
午後の日暮れとともに
涼しさを増していく
午後3時の
チャイムが鳴り
担任の先生が教室に
入ってくる
「さて、朝配った用紙を
後ろから順に
集めてくれな」
両手を合わせパンパンと
叩きながら先生が言う
私は悩んだ結果
飲食店を選択した
集められた用紙を
一枚一枚確認する
そして投票が多いもの
2つが選ばれた
「フリマと飲食だなっ!!」
その言葉で一気に
クラス中が盛り上がる
フリーマーケットと飲食は
人気があったようだ
続けて先生が言う
「各クラス出し物が2つ
あるのでAチームとBチームに
分かれてやってもらう」
そう言うと何やら
四角い箱を取り出した
AとBが書かれた
小さな紙を箱の中から
引いていき
くじ引きで決めるそうだ
周と同じチームに
なりますように!!
私はそう願いを込め
箱の中に手をいれる
私が引いた紙には
“B”と書いてあった
周はどっちなんだろう…
自分から聞けずにいると
尚人の大きな声が
響いた
「おっ!周オレと一緒!!
Bじゃん!!」
!!!
やっやったぁーー!
そして知と由佳莉も
運良く同じチームになれ
私達5人はBチーム
担当は飲食に決まった