スノードロップ
!!!
息を切らしながらじっと
私を見てる
「周を誘ったのはあなた?」
「えっ!?あっうん、
そうだけど…」
戸惑って言葉が詰まる
「今日私が約束
してたの、周と」
その時もう一人教室に
向かって走ってくる足音
周だ―…
「おい!!舞何してんだよ!」
私は何が起こったのか
理解できていない
「周には関係ないから
入ってこないでっ」
周を見上げそう言うと
視線を私に向ける
「周が優しいからって
勘違いしないで!!」
勘違い―…??
何で???
「そういう……」
私が言葉にしようと
した時
教室中に響いた声
「いい加減にしろよ!!」
大きな声を張り上げ
池上さんの腕を掴む周
―…周…。
怒ってる…こんな
周を見たのは初めてだ
池上さんは黙って
下を向いていた
「オレがどこで何しようが
誰と帰ろうが関係
ねーだろ?」
私…ここにいない
方がいい……
今日は一人で帰ろう―…
そう言おうとした時
周が私に目を向け
「希望、ごめんな待たせて
行くぞ。」
そう言い掴んでいた
池上さんの手を離し
私の方に向かってくる
ドキッ!!
周は私の手をとり
引っ張っていく
「ちょっちょっと…」
私はこのまま池上さんを
残しては行けない
そっと池上さんに
目を向けると
潤んだ瞳で周を
見ていた
―…池上さん…
あなたも好きなんだね…
周のこと…
痛いほどわかる…
池上さんの気持ち―…
去って行こうとする
周の背に向かって
池上さんが言う
「周、最近冷たくなった!」
潤んだ瞳で必死に
伝えてる
周は私の手首を
掴んだまま
池上さんと私に背を向け
立ち止まる
「私といてもあまり
笑わなくなったし
今日だって白木さん
優先にして…」
周は黙ったまま
立ち止まっている
「好きな人でも出来た?
もしかして白…」
「なに?言いたい事
それだけ?」
周はゆっくり振り返り
池上さんに目を向けた
息を切らしながらじっと
私を見てる
「周を誘ったのはあなた?」
「えっ!?あっうん、
そうだけど…」
戸惑って言葉が詰まる
「今日私が約束
してたの、周と」
その時もう一人教室に
向かって走ってくる足音
周だ―…
「おい!!舞何してんだよ!」
私は何が起こったのか
理解できていない
「周には関係ないから
入ってこないでっ」
周を見上げそう言うと
視線を私に向ける
「周が優しいからって
勘違いしないで!!」
勘違い―…??
何で???
「そういう……」
私が言葉にしようと
した時
教室中に響いた声
「いい加減にしろよ!!」
大きな声を張り上げ
池上さんの腕を掴む周
―…周…。
怒ってる…こんな
周を見たのは初めてだ
池上さんは黙って
下を向いていた
「オレがどこで何しようが
誰と帰ろうが関係
ねーだろ?」
私…ここにいない
方がいい……
今日は一人で帰ろう―…
そう言おうとした時
周が私に目を向け
「希望、ごめんな待たせて
行くぞ。」
そう言い掴んでいた
池上さんの手を離し
私の方に向かってくる
ドキッ!!
周は私の手をとり
引っ張っていく
「ちょっちょっと…」
私はこのまま池上さんを
残しては行けない
そっと池上さんに
目を向けると
潤んだ瞳で周を
見ていた
―…池上さん…
あなたも好きなんだね…
周のこと…
痛いほどわかる…
池上さんの気持ち―…
去って行こうとする
周の背に向かって
池上さんが言う
「周、最近冷たくなった!」
潤んだ瞳で必死に
伝えてる
周は私の手首を
掴んだまま
池上さんと私に背を向け
立ち止まる
「私といてもあまり
笑わなくなったし
今日だって白木さん
優先にして…」
周は黙ったまま
立ち止まっている
「好きな人でも出来た?
もしかして白…」
「なに?言いたい事
それだけ?」
周はゆっくり振り返り
池上さんに目を向けた