スノードロップ
学校の門をくぐり
自転車を止めて二人で
校舎へ向かう



その途中女の子達の
騒ぎ声と共に尚人を
呼ぶ高い声が聞こえた



「尚人先輩~!!」


後輩の女の子達3人が
私達の後ろに立っていた



「ん??」


尚人は振り返り後輩達に
目を向ける



「きゃぁ~!尚人先輩
カッコイイ~~!」


どうやら尚人ファンの
後輩達に出くわした
ようだ


私は少し距離をとって
その様子を眺める



彼女達は挨拶をして
朝から尚人に質問責めの
様子。



尚人は嫌な顔ひとつ
しないで
後輩達の質問に答えてる



すると一人の女の子が
私に近づいてきた


おとなしそうな感じで
少し顔が赤くなっている



「あっ白木先輩おはよう
ございます。」



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