スノードロップ
「ハハッ。分かりやすいよね
白木さんって」
手を口にあて可愛らしく
笑う池上さん。
女の私から見ても凄く
魅力的に見えた。
たしかに私も周を
好きだけど
先の事を考えると
周と池上さん…
二人が幸せになって
もらいたい。
池上さんの新たな一面を
見ることが出来て
いつか二人が
よりを戻すことが
あったとしても
きっと今の池上さんなら
大丈夫って思えた。
心からきっと私は
応援できるー…
それは周も池上さんも
大切だから
大切な人の幸せを
願うのが
本当に好きって
ことだよね…?
屋上へ吹く
生暖かい風を浴びながら
グランドを走り回る
尚人と周を
眺めていた。
明日からは夏休み。
もうすぐ8月に入る。
季節は夏本番を
迎えようとしていた―
白木さんって」
手を口にあて可愛らしく
笑う池上さん。
女の私から見ても凄く
魅力的に見えた。
たしかに私も周を
好きだけど
先の事を考えると
周と池上さん…
二人が幸せになって
もらいたい。
池上さんの新たな一面を
見ることが出来て
いつか二人が
よりを戻すことが
あったとしても
きっと今の池上さんなら
大丈夫って思えた。
心からきっと私は
応援できるー…
それは周も池上さんも
大切だから
大切な人の幸せを
願うのが
本当に好きって
ことだよね…?
屋上へ吹く
生暖かい風を浴びながら
グランドを走り回る
尚人と周を
眺めていた。
明日からは夏休み。
もうすぐ8月に入る。
季節は夏本番を
迎えようとしていた―