姫君のワルツ






ドンッ 


そんな時だった。



鈍い音が聞こえ、体に衝撃が走る。




「……いって」



透き通った低い声。


ぶつかった相手は男だ。



と、

……認識するまでもなかった。





「あんた…俺にぶつかるなんていい度胸してるね」






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