愛と勇気と希望
恋心
「あの…花村さん、希望くんって進学か就職か聞いてる?」
昼休みも終わりかけの頃、用事があって違うクラスに来ていたアタシに、話した事ない可愛い女の子が話し掛けてきた。
「え?たぶん進学だと思うけど……?」
「やっぱり?どこの大学かな?」
その子の顔がパッと明るくなる。
「そこまでは…。ノゾム、呼んでこようか?」
「うんん、知らないならいいの。ごめんね」
女の子はそそくさと自分の席へ戻っていった。
昼休みも終わりかけの頃、用事があって違うクラスに来ていたアタシに、話した事ない可愛い女の子が話し掛けてきた。
「え?たぶん進学だと思うけど……?」
「やっぱり?どこの大学かな?」
その子の顔がパッと明るくなる。
「そこまでは…。ノゾム、呼んでこようか?」
「うんん、知らないならいいの。ごめんね」
女の子はそそくさと自分の席へ戻っていった。