愛と勇気と希望
「ベタな事言うようだけど、お前らの幸せが俺の幸せにもなると思ってる。だから是非、幸せになってもらいたいね」



「…すまない勇気」



「謝る必要なんてない。俺だって告白したんだ。それに俺はそんな未練たらしい男じゃねぇよ」



勇気は笑った。





「後は二人で話せ。愛、自分の気持ちに正直になれよ」



「正直に…?」



「おぅ。じゃあまた明日な。いい報告待ってるぞ」



「勇気!…サンキュゥな」




勇気は振り返らず、手を振って帰って行った。
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