あなたとわたし 魔法と呪い
「キャプテン。今日は雨降ったから、見逃してやるってさっき言ったじゃないですか!!!」


汗をふきながらやっぱり佐藤君がこっちに向かってきた。



どっどうしよう。


「そのつもりだったけど、千李ちゃんもうすぐ来るし、俺をアピールするチャンスだろ?」

先輩はうれしそうにそれだけいうと、また指示をだしにサッカー部のほうにかけていった。

エエッ先輩もどってきて。
すごい汗でてきたー。

「誰だよ千李ちゃんって。
アピールなら自分がやれよな。

絶対はめられた」


トクン




まただ…
< 16 / 454 >

この作品をシェア

pagetop