あなたとわたし 魔法と呪い
「何。『し』が7つの志賀さん。」
うっすら笑いながら答えてくれた。
「なっななんで。あたし、しっしし志賀だよ。ただの」
ああーダメだ。
また噛んだ。
「プッ。あれ『し』4つ?で何?」
「あの、筋トレ嫌いなの?」
なにか聞きたくて、こんなしょーもないこと…
聞いちゃったよ。
「ああー、さっきのか。筋トレしんどい。他のやつがやってるの見るのも、自分がやんのも。
今日は朝から雨降ってたし、朝練もこれだったんだ。
だからサボったんだけど…
やだなー。
今日はキャプテン張り切りそうだなあ。
千李ちゃんいるし…」
冗談も言うんだ。
それに…
…同じだ。
筋トレ見ててもしんどいの。
うっすら笑いながら答えてくれた。
「なっななんで。あたし、しっしし志賀だよ。ただの」
ああーダメだ。
また噛んだ。
「プッ。あれ『し』4つ?で何?」
「あの、筋トレ嫌いなの?」
なにか聞きたくて、こんなしょーもないこと…
聞いちゃったよ。
「ああー、さっきのか。筋トレしんどい。他のやつがやってるの見るのも、自分がやんのも。
今日は朝から雨降ってたし、朝練もこれだったんだ。
だからサボったんだけど…
やだなー。
今日はキャプテン張り切りそうだなあ。
千李ちゃんいるし…」
冗談も言うんだ。
それに…
…同じだ。
筋トレ見ててもしんどいの。