あなたとわたし 魔法と呪い
「よしっと。
これでいいかな?

じゃあ俺戻るわ。」


幹斗くんは最後の台を並び終えて言った。

どうしよう。



もう少し話したい。


きっと明日にはまた逆戻り。



言葉もかわさない、目もあわない。





ただの





ほんとにただのクラスメイト。





斜め後ろからただ見つめるだけの…






ただのクラスメイト
< 21 / 454 >

この作品をシェア

pagetop