あなたとわたし 魔法と呪い


「…やだ」

「…でも、先生見てるし…ねっ」

「…絶対やだ。
恵子…またどっかいくもん。…また俺おいてどっかいくもん。」

…かわいい。
駄々っ子みたい。

先生も何にも言わないし…まぁいい…かな…

「幹斗も死にそうだったから…お前だめだったら、後、追いそうな勢いだったから。
今日だけ……そうやっとけ」

そう言って、先生は那智さんを連れて『やー新体制は強い。ベスト8狙えそうだわ。』とかなんとか…いつものイヤミを言って、帰っていった。



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