あなたとわたし 魔法と呪い
「…キスがしたい」
自分でもびっくりした。

顔がどんどん赤くなってるのが分かった。


幹斗くんはびっくりしてたけど…
「…俺…恵子寝てるときに何回もしたよ。


舌まで入れたのに起きてくんなかった。」

えっ!舌?



「…おはよ。大好きだよ」

そう言いながら抱き寄せて…キスをくれた。


何度も何度も…


チュッ…チュッとしていた軽いキスは


どんどん深くなり、私の口内を彼の舌が襲う。


「…ンッ」


だんだん苦しくなるこのキスは


まるで一緒に溺れているようだった。


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