あなたとわたし 魔法と呪い


「寝てなかったんでしょ。
…だから今日起きれなかったんでしょ。」


「…ばれた?やっと安心して眠れた。

先生電話しすぎでさ。
昼には電源切れてたよ。




「…ありがとね。心配かけてゴメンね。」


「…そろそろキスしたい。もう黙って…」

そしてまた…キスを重ねる。


ねぇ……幹斗……キスしても、キスしても…
全然足らないのはなんでかな?

学校もこうやって放課後も会ってるのに、全然足らないのはなんでだろうね?


ずっと溢れてきていた好きはもう大洪水が起きてて、全然止まらないんだ。

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