あなたとわたし 魔法と呪い
「んっ… くるし…」
ドンドンと胸を叩くと…
「わりぃ。
恵子、かわいすぎてやばい。
俺のTシャツとか、濡れた髪とか、涙目とか
あと…さっきの久々に聞いて我慢できなかった。」
「あのね…さっきの…学校での…質問。
今…していい?」
「はあっ?」
顔中…真っ赤になっているのは分かった。
暑い…
「あのね…いっ嫌ではない。
だいすきだし。
ちょっと怖いだけ…」
言った瞬間。幹斗の顔も真っ赤になった。
「煽ったの…恵子だから。
俺も初めてで優しくできるかもわかんないけど…
でも大好きだから。」