あなたとわたし 魔法と呪い


「…那智さん…大好きです。」


「辞めてよ。私は嫌い。」
「辞めろよ。お前キモい」
二人揃って真剣に拒否された。

先生は立ち上がりながら「俺は幹斗の高級パンツでも、もーらおっと」と言い、玄関にむかった。。


慌てて追いかける俺に。

「幹斗くん。これ冷凍庫に入れときな。


食べる分だけ焼きなさい。
自分で一度作って、食べてごらん。

そしたら、手もつけられないことや、一人で食べることが

どんなことなのか分かる。


いつか…また二人でこれたらいいね。


でも…仕方ないから、女の子達に謝ったら、また遊びにおいで。」



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