あなたとわたし 魔法と呪い
「童貞捨てたくてお前と付き合ってたんだって。
『恵ちゃん、ほれまくってて、何でも言うこと聞いてくれるから』…って言ってたって。
恵ちゃんがプールで死にかけたりするからさ、幹斗別れらんなくなったって
勇作に誘われたら、すぐに嬉しそうな顔してでてくだろって。」
違う…
違う…
でも………違わないかも…
「それでも恵ちゃん。
お前の言うこと…信じようって。
ここに…来たらしいよ」
「5日前…お前に…SEXしたいがために呼び出された時、お前が食いたいって言ったから、
お前が帰ってくる前に気ぃつかって!
疲れてるに決まってんだろ!
似たような距離通ってんだ。お前が1番分かってんだろ!
きっと、全く座りもしないで…
飯つくって!掃除して!洗濯して!
その飯が、冷蔵庫の中で全く動いてないまま…
腐ってたってさ」
途中…声色が変わった村越に胸倉を捕まれた。
でも…殴られる前に…腰が抜けた。