生徒会長の秘密
一章
キーンコーンカーンコーン・・・

チャイムが鳴った。
私は今年、この学校の生徒会長になった。

そして今日が第一回目の生徒会だ。

生徒会室へと急ぐ私を呼び止める声があった。


「みつきーっ」

振り返るとそこには幼なじみの早苗がいた。
早苗も生徒会役員の一人だ。


「いっしょにいこっ」
そう言うと私の手をつかんでさっさと歩き出す。


早苗は童顔だが、目が大きく可愛い。
もちろんもてるが早苗は余り興味がないらしい。

それに比べてわたしは・・・
ついため息が出てしまう。





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