片思いlovers
ガバッとベットから起きあがり、ケータイを見るとかかってきたことのない番号だった。
だれだろ??
その時は軽い気持ちで電話にでた。
「はい」
『・・・あ、葛城?』
田原だった。
その声に驚いて、つい立ち上がってしまう。
「ちょ、まって・・・え?なんで?」
『椎名から聞いた。来てくれるんだって?』
あぁ、そのことか・・・
少し安心しながら再度腰を下ろす。
一通り教えてもらったが、メモをしていなかったら全部わすれていただろう。
それくらいふわふわした気分になっていた。
結衣からじゃなくて、田原から教えてもらえたのは良かったし、結衣もわざわざ田原に言ってくれたんだろうから、それにも感謝だ。
まだ、話したい。
そう思った。
そこで思い切って聞いてみた。
「ねえ、なんで誘ってくれたの?」
我ながら気の利かない質問だと思う。
だけど、少しためらいながらもはっきりと答えてくれた。
「葛城に、見て欲しかったから。俺、でれるかはわかんねーけど。」
そーだったんだ。
ほっとしたら、自然と涙がにじんでいた。
何となく電話越しに感づいたのか「どーした?」といつもの調子できいてくる。
「何でもないよ」
見えてないことは分かってても、笑顔で答えてみた。
だれだろ??
その時は軽い気持ちで電話にでた。
「はい」
『・・・あ、葛城?』
田原だった。
その声に驚いて、つい立ち上がってしまう。
「ちょ、まって・・・え?なんで?」
『椎名から聞いた。来てくれるんだって?』
あぁ、そのことか・・・
少し安心しながら再度腰を下ろす。
一通り教えてもらったが、メモをしていなかったら全部わすれていただろう。
それくらいふわふわした気分になっていた。
結衣からじゃなくて、田原から教えてもらえたのは良かったし、結衣もわざわざ田原に言ってくれたんだろうから、それにも感謝だ。
まだ、話したい。
そう思った。
そこで思い切って聞いてみた。
「ねえ、なんで誘ってくれたの?」
我ながら気の利かない質問だと思う。
だけど、少しためらいながらもはっきりと答えてくれた。
「葛城に、見て欲しかったから。俺、でれるかはわかんねーけど。」
そーだったんだ。
ほっとしたら、自然と涙がにじんでいた。
何となく電話越しに感づいたのか「どーした?」といつもの調子できいてくる。
「何でもないよ」
見えてないことは分かってても、笑顔で答えてみた。