片思いlovers
「ちょっと・・・ホントに行く気?」
「なに?怖いのー??」
そんな会話をしながら後ろ向きになって歩いていると・・・
ドンッッ
誰かとぶつかってしまった。
「わわっすいませんっ!!」
謝りながら顔を上げると相手は田原だった。
「葛城じゃん!きてくれたんだあ!!」
すごく嬉しそうな笑顔を見せてくれた。
そして、そのまま話し始めた。
「俺な、1年だけどベンチ入りはできたんだ!」
まぁ、試合に出れるかは別だけど、といいながらも良い報告だ。
うちの高校のサッカー部は結構強いし、それなりに人数もいる。
その中で、一年生にしてベンチに入れるというのは相当上手いんだろう。
「そっかあ!よかったね、がんばってね」
「おぉ!」
軽くしゃべってその場を離れたけど、私の心臓はばくばくだった。
「よかったねぇ?」
少し嫌み混じりにいってくる結衣に言い返してみた。
「よかったよ?会えなくて残念でしたぁ!」
そう言うと結衣はいつもと違う反撃に驚きながらも、「恋の力だね」とか言っていた。
そんなことをしているうちに、もうすぐ2試合目が始まる時間になった。
「なに?怖いのー??」
そんな会話をしながら後ろ向きになって歩いていると・・・
ドンッッ
誰かとぶつかってしまった。
「わわっすいませんっ!!」
謝りながら顔を上げると相手は田原だった。
「葛城じゃん!きてくれたんだあ!!」
すごく嬉しそうな笑顔を見せてくれた。
そして、そのまま話し始めた。
「俺な、1年だけどベンチ入りはできたんだ!」
まぁ、試合に出れるかは別だけど、といいながらも良い報告だ。
うちの高校のサッカー部は結構強いし、それなりに人数もいる。
その中で、一年生にしてベンチに入れるというのは相当上手いんだろう。
「そっかあ!よかったね、がんばってね」
「おぉ!」
軽くしゃべってその場を離れたけど、私の心臓はばくばくだった。
「よかったねぇ?」
少し嫌み混じりにいってくる結衣に言い返してみた。
「よかったよ?会えなくて残念でしたぁ!」
そう言うと結衣はいつもと違う反撃に驚きながらも、「恋の力だね」とか言っていた。
そんなことをしているうちに、もうすぐ2試合目が始まる時間になった。