片思いlovers
**千花side**
・・・ついに登校日が来てしまった。
こんな言い方だと、嫌みたいに聞こえてしまうかもしれないけど、決して嫌な訳じゃない。
むしろ大事だと思う。
だけど伝えることを決めた日からずっと今日のことが心配でしょうがなかった。
いま学校に向かって歩いている今でもどきどきしている。
「もぉーそんな緊張しなくてもっ」
結衣はそう言ってくれるけど、緊張するなってほうが難しい。
「千花は、絶対ふられることはないんだから、自信もって?」
たしかに!
そうおもったらすこし元気が出てきた。
だけど、逆に自分はずるいんじゃないかとも思ってしまった。
学校についても、田原の席を見ることができなかった。
いつもだったら気づくと見ていたのに。
だけど、そのころとはちがうんだ。
掃除分に言い聞かせるようにして改めて決意を固めた。
・・・ついに登校日が来てしまった。
こんな言い方だと、嫌みたいに聞こえてしまうかもしれないけど、決して嫌な訳じゃない。
むしろ大事だと思う。
だけど伝えることを決めた日からずっと今日のことが心配でしょうがなかった。
いま学校に向かって歩いている今でもどきどきしている。
「もぉーそんな緊張しなくてもっ」
結衣はそう言ってくれるけど、緊張するなってほうが難しい。
「千花は、絶対ふられることはないんだから、自信もって?」
たしかに!
そうおもったらすこし元気が出てきた。
だけど、逆に自分はずるいんじゃないかとも思ってしまった。
学校についても、田原の席を見ることができなかった。
いつもだったら気づくと見ていたのに。
だけど、そのころとはちがうんだ。
掃除分に言い聞かせるようにして改めて決意を固めた。