片思いlovers
片づけ終わって、すぐに来てくれたらしい。
結構息が上がっていた。
「・・・大丈夫?何か言われた?」
心配そうに言ってくれる。
ぶんぶんと首を振った。
声を出す元気は、ちょっと無い。
部活が終わって、談笑しながらたくさんの人が帰っていくのが見える。
教室に荷物を置いたままの少数の人は、教室に戻り始めていた。
祐自身も悩んだと思うけど、それでも心配してくれる祐がいる。
多分ずっと、味方でいてくれる・・・っておもっていいよね?
こんな風に、誰にでも優しくできるんだろうな、だからこそモテるんだとおもう。
それから、私も好きになったんだろう。
先輩にはいろんな意味で負けられない。
これからもっとがんばらないと・・・
でも。
また他の人が、祐のことを好きになってしまったら。
そう考えると、今度もこんな風にこじれてしまうんじゃないか、ともおもってしまう。
だけど私も譲る気はないから、今度こそは絶対祐を信じてみせるよ。
そうすることが、私に、彼女としてできることだと思う。
それに、そうしないと、先輩にも申し訳ない気がするし。
ぽんぽんと私の頭を撫でながら、祐は笑った。
「俺は、大丈夫だから。ずっと千花だけだから。」
・・・やばい。泣きそう。
てか泣いちゃってるよ・・・私。
「え?ちょっ・・・ごめんって!ホントに!大丈夫だから!」
おろおろしてる姿もかっこいい・・・いや可愛いかも。
泣きながら、でも笑って、みせると、ほっとした顔を見せてくれた。
前にも、こんなことあったな。
でも今の方がずっといいよ。
結構息が上がっていた。
「・・・大丈夫?何か言われた?」
心配そうに言ってくれる。
ぶんぶんと首を振った。
声を出す元気は、ちょっと無い。
部活が終わって、談笑しながらたくさんの人が帰っていくのが見える。
教室に荷物を置いたままの少数の人は、教室に戻り始めていた。
祐自身も悩んだと思うけど、それでも心配してくれる祐がいる。
多分ずっと、味方でいてくれる・・・っておもっていいよね?
こんな風に、誰にでも優しくできるんだろうな、だからこそモテるんだとおもう。
それから、私も好きになったんだろう。
先輩にはいろんな意味で負けられない。
これからもっとがんばらないと・・・
でも。
また他の人が、祐のことを好きになってしまったら。
そう考えると、今度もこんな風にこじれてしまうんじゃないか、ともおもってしまう。
だけど私も譲る気はないから、今度こそは絶対祐を信じてみせるよ。
そうすることが、私に、彼女としてできることだと思う。
それに、そうしないと、先輩にも申し訳ない気がするし。
ぽんぽんと私の頭を撫でながら、祐は笑った。
「俺は、大丈夫だから。ずっと千花だけだから。」
・・・やばい。泣きそう。
てか泣いちゃってるよ・・・私。
「え?ちょっ・・・ごめんって!ホントに!大丈夫だから!」
おろおろしてる姿もかっこいい・・・いや可愛いかも。
泣きながら、でも笑って、みせると、ほっとした顔を見せてくれた。
前にも、こんなことあったな。
でも今の方がずっといいよ。