Real Love...?





「あの……、
あなた翔の友達だよね?


このこと……その…
翔には黙っててくれない?」











「どういうことですか?

翔くんと
仲直りしたんじゃ………。」










「仲直りはしたけど、
それがあの人と別れる
理由にはならないじゃない。


翔バイトで忙しいから
私と遊んでくれないの。

だから私、あの人と遊んでるの。


お願い。翔には黙っててね♪」







「……嫌…………。


翔くんは咲さんだけを
誰よりも大事に思ってる。

なのに、どうして………。」












すると咲さんの態度が変わった。









「あなたには関係ないでしょ!


私も翔が大好きよ。



でも、つまらないの。

純粋に好きだけ言われても
私にはつまらないだけなの。

翔、私のこと
全然抱いてくれないから。」









「そんな理由で?

かまってもらえないからって、
あの人とのキスが許されるの?


そんなの絶対
間違ってると思います。」









咲さんの表情は一瞬で変化した。






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