Real Love...?





「美玲、私まだ
好きかわからない。


美玲に言われて
納得はしてるんだけど
好きって考えると
とても不安になるの。」





「そんなのみんな一緒だよ!



自分がこの人って決めて
付き合ってても一度は
本当に好きなのかなって
考えることはあるよ。



それに春はまだ過去のこと
引きずってるんじゃない?


男は信じちゃダメだって
自分の中で思ってるんだよ。



でもあんなことされたら
誰も信じれないのは
女の子だったらわかるけどね。」










………………………………………

美玲の言ってること
全部当たってる。



翔くんはそんな人じゃ
ないってわかってる。


でも信じられない。
考えるだけで不安になる。

………………………………………









「美玲、翔くんのこと
信じても大丈夫なのかな?」




「ん〜………。


私は翔なら春を
任せてもいいって思うよ。

和也みたいなやつは
絶対ダメだけど
翔はいざという時
男として春を守ると思うから。」






「そっかぁ…。

私がんばってみる!

翔くんのこと信じたいし
翔くんの傍にいたいから。」






「じゃぁ私は全力で応援する!」




「美玲ありがとう!」





「うん!
そろそろ戻ろっか♪」




「そぉだね♪」







そして私たちは
教室へと向かった。







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