Real Love...?





唇が離れると私たちは
腰を下ろし話し始めた。





「この前の門にいた男
春の元カレなんだろ?」



「…うん。

でも、もう今は
好きじゃないから。」



「そっか…よかった。」



「そう言えば翔くん、
あの時先輩に何て言ったの?」



「えっ?

別に何も言ってねぇよ。」








顔を赤く染める翔くん。


それを見ると
ますます気になった。







………………………………………

翔くん何て言ったんだろう……。

………………………………………







「そんなことより、
今日は何時に帰るんだ?」



時計を見ると
短針は11の数字を指していた。






「私そろそろ帰らないとっ。」




「じゃぁ送るよ。
車回すからちょっと待ってろ。」






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