Real Love...?
知らないうちに時間が経ち、
時計は7時を指していた。
リビングで話していると
翔くんが言った。
「春、そろそろ帰るわ。」
「ご飯食べて行かないの?」
「俺8時からバイトなんだ。」
「そっか。
じゃぁ玄関でお見送りする♪」
「ありがとう♪」
すると翔くんは立ち上がり
母と父に向かって言った。
「すいません、
俺そろそろ帰ります。
今日は本当に
ありがとうございました。
ご飯美味しかったです♪
」
「いいえ♪
また遊びに来てね。」
笑顔で母が言う隣で
父が真面目に言った。
「また…いつでも来なさい。」
「ありがとうございます!」
挨拶を済ませると
私たちは家を出た。
「春、今日はありがとな♪
みんなでご飯食べたり
いろんな話したり
お父さんを知れたり
何か初めてで楽しかった♪」
「よかった♪
またいつでも来てね!」
「…ありがとう。」
すると翔は私に
優しくキスをした。
「本当にありがと…。」
「…うん♪」
お互いに真っ赤な顔で
私たちは別れた。
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