Real Love...?







ドンッ




「す…すいません。」









前を見ると
八木先輩がいた。







「春、行こっ!」



「う…うん。」









振り返った時だった。
















「あいつと幸せになれよっ!」













「…えっ?」









私たちは後ろから
聞こえる声に振り返ると
笑顔の先輩が立っていた。










私は笑顔で頷くと
先輩は振り返り歩きだした。













「ありがとうございました!」










大きな声で叫ぶと
後ろ姿の先輩は
手を挙げて歩いて行った。













「何あれ…?」








不思議そうな表情の美玲。








「…わかんない。

それより美玲、行こっ♪」










そして私たちは
教室へと向かった。







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