Real Love...?
日曜日の朝。
私は寝坊してしまい、
準備ができるとすぐに家を出た。
駅に着くと美玲と
和也さんが立っていた。
「春、遅いよぉ!」
「ゴメンね。
私、寝坊しちゃって…。」
「まぁ春らしいかもね♪」
「美玲、それどういう意味!
それより、翔くんまだなの…?」
「翔ならいるよっ♪」
美玲が振り返ると
驚いた様子だった。
「あれっ!?
さっきまで一緒にいたのに。」
「えっ?
翔くんいないの!?」
私は急いで携帯を取り出すと
着信が何件も入っていた。
♪〜♪〜
「翔くんからだっ!」
私は急いで電話に出た。
「もしもし翔くん?」
「春っ!今どこだ?」
「今って駅の前だよ?
翔くんどこにいるの…?」
「よかった。
じゃぁすぐ行く。」
すると電話が切れた。
「翔なんだって?」
「わかんない。
すぐここに来るって。」
すると後ろから忙しそうな
足音が聞こえてきた。
振り返ると息を切らした
翔くんが立っていた。
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