Real Love...?





そして遊園地に着くと
私たちは別行動を始めた。



「じゃぁまた後でね♪」


「うん♪春も楽しんでね!」


「ありがとう。じゃぁね♪」




すると美玲と和也さんは
仲良く手を繋いで行った。






「俺らも行こっか。」


「うん。」






二人になった途端
私の鼓動は激しくなっていた。







「…春、顔赤いぞ?」


「えっ?そんなことないよ!」


「でも…」


「大丈夫だよ!早く行こ♪」


「あぁ…。」







私は翔くんに見つめられるのが
恥ずかしくて仕方なかった。







そして、翔くんは
何気なく私の手を握ると
どこかへ歩きだした。




「翔くん、どこ行くの?」


「遊園地といえば
ジェットコースターだろ♪」


「えっ…?
わ…私、苦手なんだけど……。」


「大丈夫だって♪」







翔くんにのせられた私は
どれだけの絶叫マシーンに
乗ったかは言うまでもない。






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