Real Love...?
「お母さん…私、大丈夫だから」
「そうみたいね。
お腹空いたら
いつでも言いなさいよ♪」
「ありがとう…お母さん。」
ガチャ
母はこの時
どんな気持ちだったのだろう。
いつもと変わらず接する母は
私の心を少しだけ緩めた。
目からは一粒の涙が
静かに私の頬を流れた。
「明日は笑顔でいるから
今日だけは泣いてもいいかな…」
私の胸はさっきまでの
罪悪感はなかった。
美玲や母のおかげだと
感謝しながら眠りについた。
この罪悪感が
再び現れることを知らずに…
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