Real Love...?
「翔くん、
明日もここに来てよ♪」
「は?何で?」
「花梨、翔くんと
もっと話したいの。ダメ?」
「別に、気が向いたらな。」
「やったぁ♪
じゃぁ毎日ここで待ってるね!」
「は?誰も毎日なんて
一言も言ってねぇだろ!」
「いいじゃんか〜♪
じゃぁ私、待ってるから!」
「おいっ!ちょっと待て…」
あの可愛い女の子はさっき、
あの男と話していた子だった。
私は水を変えると
すぐに病室へと向かった。
病室に入り花瓶を置くと
ため息がこぼれた。
「はぁ…」
すると誰かが
後ろから声をかけた。
「何か嫌なことでもあった?」
驚きの余り私の体は
ビクッと反応した。
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