Real Love...?





ぎゅっとつぶった目を開けると
緩んだネクタイがあった。





「大丈夫……」?



私は慌てて離れた。



「大丈夫です。すいません…。」







先輩は私が倒れそうになったのを
支えてくれたのだった。




そして先輩は私の腕を掴むと
どこかへ歩き始めた。




「あの……先輩っ?」





何も言わない先輩。




冷たい表情を浮かべながら階段を上っていた。




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