Real Love...?
屋上に着くと、
私たちは腰をおろした。
「春っ。」
「何ですか?」
「そろそろ敬語やめないか?」
「はい。」
「あと、名前も!」
「えっ……?」
「先輩だと、
付き合ってる感じしないな〜。」
「じゃぁ、
何て呼べばいいですか?」
「また敬語だ!
真一でいいよっ♪」
「じゃぁ……
真一………。」
「それでいい!」
………………………………………
なんか恥ずかしいなぁ。
………………………………………
すると先輩は
体を倒して寝転がった。
「春っ!」
「なに?」
「ここっ♪」
先輩は寝転がりながら
自分の腕を軽く叩くいた。
私はゆっくり
先輩の腕の端に頭を置いた。
すると先輩は
私の肩を抱き寄せた。
「これで近くなった♪」
楽しそうに笑う先輩。
そして私たちは
何度も唇を重ね合った。
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