Real Love...?





インターホンを押すと
目を赤く腫らした絵梨が出た。



「絵梨、大丈夫?」


「春ぅ…ゴメンね……。
私もうダメだよ……。」



そして絵梨の話を聞いた。

達哉先輩と喧嘩をして、お互い
勢いで別れを告げたらしい。




「大丈夫だよ!
達哉先輩から返事くるって!」


「くるかなぁ………。
春、今日はありがとうねっ。」




そして私は家へ帰った。




* * * * * * * * * * * * * * *



家に着くと携帯が光っているのに気がついた。




………………………………………

何これ……!?

………………………………………



メールは20件。
着信は1分置きに入っていた。



全て先輩からだった。




私は返事を返さず
絵梨のメールを優先した。




翌朝、私は達哉先輩の
教室へと向かった。






* * * * * * * * * * * * * * *
< 35 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop