Real Love...?
インターホンを押すと
目を赤く腫らした絵梨が出た。
「絵梨、大丈夫?」
「春ぅ…ゴメンね……。
私もうダメだよ……。」
そして絵梨の話を聞いた。
達哉先輩と喧嘩をして、お互い
勢いで別れを告げたらしい。
「大丈夫だよ!
達哉先輩から返事くるって!」
「くるかなぁ………。
春、今日はありがとうねっ。」
そして私は家へ帰った。
* * * * * * * * * * * * * * *
家に着くと携帯が光っているのに気がついた。
………………………………………
何これ……!?
………………………………………
メールは20件。
着信は1分置きに入っていた。
全て先輩からだった。
私は返事を返さず
絵梨のメールを優先した。
翌朝、私は達哉先輩の
教室へと向かった。
* * * * * * * * * * * * * * *