Real Love...?
和也さんは立ち上がると
目を合わせずに手を挙げた。
私は会釈を返し
和也さんの隣へ座った。
「あのさ、
この前はいきなりごめん。
そんな軽い気持ちじゃないんだ。
俺、本気で…その…ゴメン…。」
「わかってます。
和也さんの顔真剣だったから…
だから私も真剣で答え出したの。
ごめんなさい……
私やっぱり和也さんとは
付き合えないです。
話してたら楽しいし
本当に優しいけど
やっぱり、友達でいたいです。」
「そっか……。
じゃぁ友達ではいてくれる?」
「もちろん!」
「よかったぁ。
じゃあこれからは
友達としてよろしくな!」
こうして私は
和也さんと友達となった。
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