Real Love...?
電車に乗ると
私は椅子の端へ座った。
すると金髪の男達が
電車へ乗ってきた。
私は絡まれないように
携帯をいじって
見ないようにしていた。
「ねぇねぇ、
一人で何してんの?」
………………………………………
最悪………。
違う車両いこうかな。
………………………………………
私は無視していた。
「ねぇ、名前なんて言うの?
これから俺とどっか行こうよ♪」
「遠慮しときます。」
「そんな固いこと
言わないで遊ぼうよ♪」
男は私の腕を掴んだ。
「離して下さい!」
立ち上がり手を振り払うと
鞄を男の頭にぶつけた。
「イッテェ……
女だからって
あんま調子のんなよ。」
私はいつものパターンに
表情を変えることはなかった。
そして男は私の胸倉を掴むと
男の拳が私の頬へ当たった。
バシッ
私はバランスを崩して
倒れそうになった。
そのとき誰かが
私の体を支えた。
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