Real Love...?

キーンコーンカーンコーン




「春ーっ、早く行こっ！」


「うんっ♪」





私たちは急いで学校を出た。




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二人で校門をくぐった時だった。






「はーるちゃんっ♪」






振り返るとそこには
先輩ともう一人の男子生徒が
手を振りながら立っていた。







「どーしたんですか？」



すると、絵梨が私の後ろから
先輩のもとへと駆け寄った。






「先輩っ！
メールありがとうございます♪」





楽しそうに笑う絵梨。


待っていたかのような
先輩たちの態度。









「絵梨、どういうこと？」


「先輩がね、私たちと
カラオケ行きたいって
言うからＯＫしちゃった♪」



「ってことで、
二人ともよろしく♪
あと、こいつ俺の連れの達哉。」


「よろしくっ♪」






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