Real Love...?






「春?はーるっ!」





ぼーっとした私の視界に
美玲の顔が飛び込んできた。






「えっ!
何っ、どうしたの?」




「春びっくりしすぎだよ!

何でそんなぼーっとしてんの?」






「歩き疲れちゃったみたい。

大丈夫だから気にしないで♪」





「そっか♪」









私はその日、美玲と
どうやって別れたのかすらも
わからないほどだった。







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