教室の眠り姫
数年後-----。

「ちょ、早くしろって!」
「もうちょっとだってば!」
「何でお前が寝坊するかな?」
「仕方ないじゃない!」

そう言い合いをしている内にどんどん時間は過ぎる。

「終わった!もう行ける!」
「じゃあ行くぞ!」
「はーい!」

俺たちは左手の薬指に指輪をそれぞれはめた。

「いってきまーす!」

そして手を繋いで家をでかけた。
< 7 / 10 >

この作品をシェア

pagetop