先生×お姫様2
「ねぇ海斗いつまで突っ立てるの?座ろうよ」


玲奈は自分が座っているベンチをぽんぽんとたたいて俺を呼ぶ



俺は考え事をしていたから立ってたんだな




急いで玲奈のもとへ駆け寄った




でも、玲奈には何もかもお見通しだった



俺が何に悩んでいるのか





俺ってわかりにくいってよく言われてたのに玲奈にはなんでもお見通しみたいだ




だって怖い顔して俺を見てくるから




きっと考えてたことをよまれて



全てはなすまでこの手は放さないといっているようなものだ




さっきから強い力で繋がれている手と手









一生叶わないな


























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