先生×お姫様2
いったん離れてソファーに体を預けて


手を握った



なんか久しぶりに海斗のぬくもりを感じた



「俺、玲奈がいないと仕事に身が入らない」


「えっ?!」


「先生の時は常に一緒にいただろ?だから急にそのぬくもりが消えてしまったかのようでさびしい」



「それは玲奈も一緒だよ。この家に一人でいるのさびしいんだよ」



これは本音



とってもさびしい



「俺らまだまだダメだな」


「そうだね」


せっかく誓ったのに


こんな短時間でこんなに弱音を吐いたら



これからもっと離れて暮らさないといけないのに






< 49 / 475 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop