夏の恋


『…いいから来い。』






強引に私の腕を掴むと歩き出し、話し続けた。






『…正興は



お前の連れのこと気に入ったみたいだな…。



だから二人きりにさせてほしいって俺に合図したんだよ−…。





ってか…



あいつも気使いやがって−…。』







最後は独り言のように何かつぶやいてたけど…






そうか…




正興君は美香のこと気に入ったのか…






もしかして
二人がくっつくのも時間の問題かも…!?
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